将来のことを考えると今の仕事では不満があり、転職を考える方もいるのではないでしょうか。
たとえば、以下のような悩みを抱えてはいませんか。
- 給料がもっと欲しい
- 残業時間が多い
- 週2日休みが欲しい
- 上司や同僚とうまくいかない
このような不満に感じ、「今の職場を転職したい」と思っていても、「自分には学歴が無い」「資格(スキル)が無い」と考えてしまい転職を諦めていませんか。
そんなことはありません。学歴が無くても、資格が無くても転職できる可能性は充分あります。
なぜなら、面接官も人であり「誠意を感じ、意欲がある人材」を採用するからです。
つまり、面接官が最終的に採用したいと判断する材料は、「会社に貢献する気があるだろうか」「この会社でずっと働く気があるだろうか」というところです。
学歴や資格は自己PRポイントとしての表現方法の一つでしかありません。
もちろん、学歴や資格はあったことに越したことはありません。たとえ学歴があり資格を持っていても、面接中の態度が悪かったり、面接の受け答えがおどおどしていたりする人を積極的に採用することはありません。
面接官は面接のプロであり、何十人、何百人との人達を面接してきています。上っ面の言葉などすぐに見抜いてしまうということを肝に銘じておきましょう。
一度きりの人生です。不満を抱えながら一生仕事していくより、少しでも自分の納得できる仕事、職場で働いたほうが、人生楽しくなるはずです。
ここでは、高卒・資格無しでも転職できる心得を紹介していきます。
自分の現状を把握する
「資格を何も持っていない」などと悲観的にならず、まずは得意なこと、好きなこと、苦手なこと、嫌いなことを自分の中で整理しておくことが大切です。
現状を把握することでどの企業に向いているのかを明確にすることができるからです。
このとき、「話すことが好きだ」「体力に自信がある」「機械をいじるのが好き」「屋外の仕事は嫌」「立ち仕事は苦手」など、自分の向き不向きを考え、それを基本のベースにし求人を絞っていきましょう。
たとえば、話すことが得意なのであれば、営業職にするのも1つの方法です。また、体力に自信があるのならば、建設業にするのも1つの方法です。
いざ転職をしたいと考えても、転職サイトや転職案内所で求人をみようとしても、ある程度整理できていないと、莫大な量の求人を見て途方に暮れてしまいます。
手当たり次第に求人を眺めているだけでは、ただただ貴重な時間を無駄に遣うことになってしまいます。
また、せっかく転職するのならば、好きなこと、得意のことを生かせる仕事を選んだほうが、後々「転職して失敗だったな」と後悔することもなくなります。
譲れない条件・譲れる条件を明確にする
ある程度現状を把握できたら、求人条件で自分の中で譲れない条件を決め、譲れない条件の優先順位をつけておくことが大切です。そして、優先順位の中で捨てられる項目があるかを考えておきましょう。
自分の理想の条件を全て満たす職場はなかなか見つからないからです。
どの項目は譲りたくないか、どの項目は譲れるかを明確にしておけば、あまり迷うことなく転職活動ができます。
「○○会社に行きたい」「○○の仕事がしたい」と自分の中で明確に決まっている人は悩みません。
しかし、実際は明確に決まっていない人のほうが多いのではないでしょうか。その場合は、まず「なぜ転職したいと考えたのか」を見直してみてください。
転職したいと奮起したのには理由があるはずです。その理由を見直すことで、自分の中で優先度の高い譲れない条件が決まってくるはずです。絶対に譲れない条件を必ず満たしている職場を探しましょう。
企業は一つに絞らない
転職する際、応募する企業を一社に絞ることはお勧めしません。必ずしも希望の企業に就職できるわけではないため、ある程度複数候補を決めるようにしてください。
また、面接してみたら思っていたのと違うということも考えられます。転職を繰り返すと経歴が増えてしまうため、できるだけ理想の会社を吟味する必要があるのです。
また、複数社面接することにより、面接慣れできるメリットがあります。
なぜなら、転職する人は面接すること自体久しぶりのことであり、どんなにコミュニケーション能力がある人でも、いきなり本来の自分を出し切ることは難しいからです。
複数の企業を受け、面接慣れすることも大切です。第一志望の企業があるなら、複数受けた後受けてみるのも一つの方法になります。
また、受ける人数が多いほど内定確率は下がります。内定確率が高くないことも踏まえ、複数の企業に応募しておくことが最善策といえるでしょう。
たとえ受からなかったとしても落ち込む必要はありません。
「自分がいけなかった」などと考えず、「その企業(社風)に合わなかったんだ」と割り切りましょう。
決してその経験は無駄にはなりません。受けたことにより、面接の雰囲気を味わうことができ、反省するべき点を見直すことができるからです。
ステップに必要な経験と考え、前向きに次の準備をしていきましょう。
社会人としての行動を心がける
転職の際は、今一度社会人としての行動を心がけるようにしてください。
「社会人としての行動」と疑問に持つ方もいるかもしれませんが、企業が求めているのは「当たり前のことを当たり前にできること」です。
簡単な例を挙げると、「挨拶ができる」「しっかり返事ができる」「遅刻をしない」「敬語が使える」などです。一見、当たり前のことでも、面接においては非常に大切なポイントになります。
なぜなら、当たり前のことが当たり前にできる社会人が少ないからです。面接において些細な気遣いや心遣いは、面接官に良い印象を与えます。そして、面接官はそういった行動を必ず見ています。
面接を成功させる4つのポイント
学歴無し・資格無しで悩んでいる方に大切なことは、面接官の印象に残ることです。学歴や資格でアピールできないのであれば、「人間性」でアピールしましょう。
押さえておきたい4つのポイントを挙げるので参考にしてみてください。
1.スーツを着て、清潔な見た目を心がける
面接時は、清潔な見た目を心がけるようにしましょう。 面接は「第一印象で9割決まる」ともいわれているからです。
面接日は、必ずスーツを着用しスーツは体に合ったジャストサイズのものを着てください。
また頭髪を染めている方は黒髪にしましょう。男性なら短髪にし、髭を剃ってください。女性なら長髪の人は髪を束ね、濃い化粧はやめましょう。
第一印象はとても重要なため、「爽やかな印象」を与えられる身だしなみを心がけましょう。
面接において良い受け答えをしても、髪の毛に寝癖がついている、無精髭が生えている、派手なつけまつげをしているなど、身だしなみがだらしない人はいい印象を与えられません。
そのような身だしなみでは、「この子はやる気があるのか」と思われてしまい面接官に意欲を感じ取ってもらえません。
逆に、第一印象がいいと面接中に多少傲慢な発言をしてしまったとしても「この子は自信がある」等、プラスの印象を与えることもできます。
今一度自分を見つめなおし、いい印象を与えられる様心がけましょう。
2.面接当日は余裕を持って到着する
面接当日は、必ず余裕をもって到着するようにしましょう。先ほどお伝えしたように、社会人として時間を守れないのでは、理想の企業に転職することは不可能です。
そこで、面接日が決まったら、一回その企業(面接会場)まで自分で行ってみることをオススメします。一回行くことで、自分の家からどのくらいの時間がかかるのかを把握できます。
また、電車の乗り換えなどをスムーズに行えます。面接当日は緊張しているため、乗り遅れたり、間違えたりする可能性が少なくなります。
自動車で面接会場に向かう方は、近くのコンビニや公園を探しておきましょう。そして、面接当日は余裕を持って家を出て、そのコンビニや公園に立ち寄り、心を落ち着かせて、身だしなみの最終チェックを行います。
ギリギリで慌てていくと、服装が乱れてしまったり、無駄に汗をかいてしまったりすることがあるので気をつけましょう。心と時間に余裕を持って面接に臨むことが大切です。
もし、遅刻してしまいそうになってしまったら慌てて行くのではなく、企業に一本電話入れましょう。
電話を入れる際には、「遅れてしまうことに対しての謝罪」「遅刻の理由の説明」「到着予定時間」の3つは必ず相手に伝えましょう。
うまく対処することで「トラブルに対応できる」とプラスの印象を与えられることもあります。
ただし、基本的に遅刻はよくありませんので、時間に余裕を持って行動しましょう。
3.面接は門をくぐってから始まっている
受ける企業の門をくぐってから面接は始まっています。門をくぐったらいい意味で緊張感を持ちましょう。
なぜならどこで企業の方が見ているかわからないからです。車で行く方はゆっくり徐行運転しながら入退場し、歩いていく方は背筋を伸ばしてキビキビ歩きましょう。
面接が終わり、まだ企業の敷地内なのに、車に乗ったとたんネクタイを緩めたり、タバコに火を点けたりしないように気を付けましょう。
うまく面接がいき面接官にいい印象を与えていたのに、そんな姿を見られてしまてしまったら、「上辺だけ着飾っていたのか」「本当の姿はこっちなのか」と悪い印象を与えてしまい、せっかくのがんばりが台無しになってしまいます。
大げさに言いますと、面接当日は家を出てから家に帰るまで、「いつ」「どこで」「誰に」見られているのかわらないと心がけ、最低限のマナーを守った行動をとることが大切です。
4.はっきりとした受け答えをし、相手の目を見て話す
面接は誰でも緊張するものです。質問に対しスラスラと完璧に受け答えできる人なんていません。
大切なことは面接官の目をしっかり見て、はっきりとした口調で明るく元気に受け答えすることです。なぜなら面接官は「一緒に働きたい人」を選ぶからです。
目も見ず下を向き話す人にいい印象は持たれません。「一緒に働きたい」とは思われないです。
たとえ言葉を噛んだり、詰まらしてしまったりしても、目を見てはきはきした口調で一生懸命話せば、その意欲は必ず面接官に届きます。
また、質問が聞こえなったり、内容がわからなかったりしても黙ってはいけません。
このような場合は、素直に「すいません。質問が聞き取れなったので、もう一度お願いします。」と聞き直しましょう。
もう一度質問を聞くことで、内容が理解できる場合もあります。一旦心を落ち着かせ、面接官がどのような意図で質問してきたのか理解し、誠実な姿勢で受け答えするように心がけましょう。
ここでの格言
当サイトでは、最後に記事に合った個人的に好きな格言を載せています。
「言葉」は不思議なもので、たった一言で元気がでたり、勇気づけてくれたりしますよね。
「ここでの格言」が、この記事を読んでくださった方に響いてくれたら幸いです。
どこまで行けるか、確かめる方法はただ一つ。
出発して歩き始めることだ。
これはフランスの哲学者であるアンリ・ベルクソンの格言です。
高卒での転職は難しいといわれているため、転職するという一歩を踏み出せない方がたくさんいます。
しかし、失敗を怖れていては今の現状を変えることはできません。
「高卒の転職は難しい」「高卒はだめだ」と、世間の意見に惑わされてはいけません。
高卒の方でも転職を成功させている人はたくさんいます。成功させるている人は、勇気をもって一歩踏み出すことができたからです。
成功するか失敗するのかは、やってみないとわかりません。しかし、やってみないことには成功は有りえません。
まず、一歩踏み出し「行動」することが大切なのです。
失敗を恐れず、転職活動をがんばっていきましょう。