転職活動を行う際、まず利用する求人案内といえば真っ先にハローワークを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
ハローワークは無料で利用することができ、国が運営している職業紹介所なので安心して利用してしまいますよね。
しかし、高卒の転職者はハローワークを利用する必要はありません。
ハローワークは自らハローワークに通いつめ、自ら自分の条件に合った求人を探さないといけないからです。
高卒の転職者は「学歴」という武器が無いため、転職活動に無駄な時間はありません。
時間があるなら高卒以上の転職者との差を埋められるよう、履歴書の書き方、面接練習などやっておかないといけないことがたくさんあるのです。
「時間」を有効的に使うため、高卒の転職者はハローワークを利用することはおすすめしないのです。
もちろんすべての転職者に当てはまるわけではなく、ハローワークを批判しているわけではないのでご了承ください。
ここではなぜ高卒の方はハローワークを利用する必要がないのか解説していきます。
ここでの内容をしっかり理解していただき、転職活動に役立たせてください。
ハローワークとは
まずはハローワークがどのようなものなのかしっかりと理解する必要があります。
ハローワークとは以下の通りです。
主に転職の場合に活用すべき機関に、ハローワークの存在があります。
ハローワークとは、厚生労働省によって設置された行政機関であり、国民に安定した雇用機会を確保することを目的として設置ならびに運営がなされています。
ハローワークの正式名称は、公共職業安定所ですが、旧労働省が公共職業安定所の愛称を募集し、その中から選ばれた名前である「ハローワーク」が、1990年から用いられるようになりました。
国の行政機関であることから、無料で職業の紹介や転職指導などを受けることが可能です。
また、ハローワークは、失業給付なども行っていることから、前職において失業保険に加入していた場合には、失業給付を受けながら、仕事を探すことができます。
ハローワークは、全国に540箇所以上設置されていることから、誰もが最寄のサービスを享受することができます。
引用:就職転職成功戦略ガイド
要するにハローワークとは国民が安定して職に就ける様、国(厚生労働省)が運営している職業を斡旋している行政機関ということです。
ハローワークのメリット
ハローワークのメリット・デメリットを理解しましょう。
ハローワークを利用するメリットは以下になります。
- 地元企業に強い
- 求人の数が多い
- 採用されるハードルが低い
それでは順を追って解説していきます。
地元企業に強い
ハローワークでは地元企業を多く紹介しています。
地元企業に強い理由は「職業安定法」という法律に基づいて運営しているからです。
「職業安定法」には以下の内容があるのです。
職業安定法 第二節 職業紹介 第17条
公共職業安定所は、求職者に対し、できる限り、就職の際にその住所又は居所の変更を必要としない職業を紹介するよう努めなければならない。
職業安定法より抜粋
またハローワークは全国で540以上の拠点があり、「地域密着型」の傾向が強いのです。
このような理由から、ハローワークでは地元企業の求人を数多く保有しているのです。
「地元から出たくない」「地元の企業に就職したい」という方には大きなメリットとなるでしょう。
求人の数が多い
転職エージェントや転職サイトや求人情報誌と違い、企業はハローワークに求人を無料で掲載することができます。
要するに企業は簡単な手続きを行うだけですぐに求人を掲載することができるのです。
そのため様々な規模の企業、様々な業種の企業がハローワークに求人を出しています。
ハローワークの最大の特徴として他の求人媒体をはるかに凌ぐ求人数を保有していることが挙げられます。
採用されるハードルが低い
企業は転職エージェントを介して人材を採用すると、転職エージェントに報酬(紹介料)を払わないといけません。
その報酬額は一人につき100万円以上にもなるのです。
そのため企業は転職エージェント経由の採用は慎重になります。
多額の報酬を出したにもかかわらず、有能な人材でなければ企業側は大損をしてしまうからです。
その点、ハローワークを介して人材を採用した場合、企業はハローワークに報酬を支払う必要はありません。
つまり採用コストがゼロなのです。
そのためハローワークに登録している企業は、転職エージェント経由に比べ採用しやすい傾向にあるのです。
ハローワークのデメリット
ハローワークを利用するデメリットは以下になります。
- 求人の質が悪い
- 効率が悪い
- 職員のモチベーションが低い
それでは順を追って解説していきます。
求人の質が悪い
転職エージェントや転職サイトなどに求人情報を掲載する場合、企業は登録費用(広告費)を支払う必要があります。
そのような求人媒体を利用している企業は、コストをかけてでもよりいい人材を確保しようとしています。
人材確保にコストをかけれる企業は経営が安定しており、資金に余裕があるため「優良企業」といえるでしょう。
しかし、経営が不安定な企業やブラック企業は人材確保にコストをかけたくない傾向があります。
そのため、登録費用が発生してしまう転職エージェントや転職サイトの利用を避ける企業が多いのです。
その点、ハローワークは企業側が登録費用を支払うことなく無料で求人を掲載することができるので、人材確保にコストをかけたくない「ブラック企業が」多くの求人を出しているのです。
もちろん「優良企業」の求人がないわけではありませんが、「ブラック企業」の求人が多く潜んでおり、求人の質が悪くなっているのです。
効率が悪い
転職者の数は年々増加傾向にあり、どの地域のハローワークも転職希望者で溢れかえっています。
ハローワークの職員には限りがあるため、人数が多ければ多いほど「待ち」の時間が多くなってしまうのです。
たった数分の話をするために、数十分、数時間も待たせれてしまうということもあるのです。
またハローワークは無料で求人を掲載できるため、対応がいい加減な企業が数多く存在します。
企業に面接をした後、いつになっても合否の連絡がこないということも少からずあるのです。
転職活動に「無駄な時間」はありません。
効率的に転職活動が行えないことは大きなデメリットとなります。
職員のモチベーションが低い
ハローワークは厚生労働省が設置した行政機関です。
要するに良くも悪くも「お役所仕事」ということです。
職員の多くは必死な転職希望者に対して事務的な対応(機械的な対応)をしてくることが多いのです。
たとえば、休憩時間や定時の時間になるとスパッと切られてしまったり、ブラック企業とわかっているのにその企業を紹介してきたり、期限が過ぎ締め切られている案件と気づかず紹介してきたりということがあるのです。
転職エージェントなどは「民間企業」です。
転職者が企業に採用されないと「報酬」が発生せず経営が傾いてしまします。
その点ハローワークは国が運営しているため、転職者の採用可否の影響は全く受けません。
この違いこそが、職員のモチベーションに大きな影響を与えているのです。
高卒の方がハローワーク利用しなくていい理由
高卒の転職者にとって大切なことは大きく分けて以下の3つです。
- 優良な案件を数多く集める
- 効率よく転職活動を行う
- 履歴書の書き方・面接練習の徹底
ハローワークを利用しても、この3つのポイントを満たすことができないのです。
それでは順を追って掘り下げて解説していきます。
優良な案件を数多く集める
高卒の転職者にとって「求人の数」はとても重要です。
「高卒OK」という条件の求人は数が少なく、希望の条件を満たしてくれる企業が少ないからです。
希望の条件を満たしてくれる企業に出会う確率を上げるため、より多くの求人を集めなければならないのです。
ハローワークのデメリットに「求人の質が悪い」ということがあります。
ハローワークは求人の数が多く、「高卒OK」という企業も多く存在します。
しかし「高卒OK」の条件を掲げている企業には、多くのブラック企業が潜んでいるのです。
もちろん求人の数は重要ですが、「質の悪い求人」は必要ありません。
質の悪い求人はどれだけ多く集めても「無駄」なのです。
より多くの「質のいい求人」を集めなければいけないので、ブラック企業が多いハローワークの利用はリスクが伴うのでおすすめしません。
効率よく転職活動を行う
当サイトでは仕事を辞めないで「働きながら転職活動を行う」ということを推奨しています。
働きながらの転職活動は仕事が終わってから、休みの日などしか転職活動をする時間が無く中々時間を作ることができません。
ハローワークのデメリットの一つに「効率が悪い」ということがあります。
ハローワークは利用する際、わざわざハローワークに通う必要があり、更に混雑具合では待たされてしまうということがあるのです。
効率よく転職活動を行わないといけない高卒の転職者にとって、「無駄な時間」が発生してしまうハローワークを利用する必要がないのです。
履歴書の書き方・面接練習の徹底
高卒の転職者は「学歴」という武器がありません。
高卒の転職者は学歴がない分、履歴書の書き方や面接で企業にアピールする必要があります。
ハローワークでも履歴者の書き方や面接指導などを行ってくれますが、転職者全員に向けた、いわゆる「普通の指導」しかしてくれないのです。
企業にアピールするためには、「普通」ではなく「自分らしさ(オリジナリティ)」が大切なのです。
ハローワークの指導は一人一人に合った指導をしてくれるわけではないので、本番ではあまり役に立たないのです。
また、ハローワークのデメリットに「職員のモチベーションが低い」ということがありますが、モチベーションの低い職員の指導ではスキルアップできる確率は低いのです。
履歴書のスキル、面接のスキルをできるだけ身に付けなければいけない「高卒の転職者」にとって、スキルアップが望めないハローワークを利用することはおすすめしません。
まとめ
高卒の転職者は「求人の数」「時間」「スキルアップ」が大切です。
ハローワークを利用しても、この3つの項目を満たすことはできません。
高卒の転職者がより効率的に転職活動を行うには「転職エージェント」の利用が必須なのです。
転職を成功に導けるよう、ここでの内容を転職活動に生かしてくみてださい。